ロンドン在住のなぎです。
今回は本日２０２０年７月３日で渡英から１００日経ったので、今までの振り返りをしていきたいと思います。
本記事の内容
・ 日本を離れる
・ イギリスでの生活
・ 初めての同棲
・ アルバイト開始
・ さいごに
この記事を書いている私は、２０２０年３月２６日のコロナでロックダウンが始まったばかりの頃に渡英しロンドン郊外にイギリス人彼と２人で暮らしています。
日本を離れる
２０２０年の１月頃から中国でなんかよくわからん病気が流行ってるなー
渡英前の最後の友達との旅行は中国はなしだねーとか言っていました。
しかしその後全く間に日本に広がってきて、
３月にあったダナンヘの社員旅行も中止となりコロナにかかる前に
まだ感染が拡大していないイギリスに行きたい！とか思っていたら
私が渡英する頃にはイギリスでの感染者数が遥かに日本よりも多くなっていました。
そんな中での渡英は出発日まで
本当に自分の予約した飛行機が飛ぶのかどうか
無事に入国出来るのか、仕事は見つけられるのか
本当に今の仕事を辞めることにしてよかったのか
ギリギリまで毎日、不安で不安でたまらなかったです。
１８歳の時に新潟から関西に出て来てから８年間、
そろそろ関西飽きてきたなとか思っていましたが
やはり離れるのはとっても寂しくてイギリスに来た今も
出身を言う時には「新潟とセットで関西にも８年住んでました！」と
思わず付け足していってしまいたくなるほど
関西は私のアイデンティティの一部になっています。
友達なんて１人もいなかったこの地から離れる時に
出国までの間に会ってくれた友達、
事前に準備をたくさんして素敵な送別会を開いてくれた会社のメンバーなど
本当に自分の周りには素敵な人たちがたくさんいるなと改めて感じました。
出発当日、
コロナの影響でいつもだったらチェックインの大行列がそこら中に出来ている
関西空港でしたがもうその日はガラガラ。
空港へは大学からの大親友と会社の元先輩がお見送りに来てくれました。
直前までフライトが飛ぶのかヒヤヒヤでしたが
私の利用したブリティッシュ・エアウェイズの飛行機は
無事に関空からロンドンへ出発してくれました。
乗客は９割日本人ではなく、意外にも搭乗率は高かったです。
そんな中私はしっかり３人席を１人で利用することが出来ました。
この日の機内食サービスは簡単な物しか提供しないよと
事前にメールがあったためコンビニでおにぎりなどを購入していましたが
搭乗前にどこかに置き忘れて来てました…。
（ちなみ免税店で買った化粧品も…。）
出て来た機内食は冷たいサンドイッチで、
なぜか中身がナスで今まで食べたサンドイッチで１番不味かったです。
名付け親のサンドイッチ伯爵も激おこレベルでしたね。
２回出て来たのですが、もう２回目は手も付けずにそっと戻しておきました。
↓その時に出て来た機内食
フライト中は親友に渡されたアルバムを見て泣いてたり、
ウォーキングデッドを見始めてイギリスはこんな感じかもしれないと
自分から無駄に恐怖と不安をあおったりしながらなんとか
長時間のフライトに耐えイギリスのヒースロー空港に到着しました！
イギリスに無事到着し、入国も通常通りで
むしろ入国する人がない分ほぼ並ばず、いつもよりスムーズに入国出来ました。
私は荷物が本当に多くて、160サイズの段ボール２つ
キャリーケース大小１つずつ、バックパッカーが使うリュックという
絶対にカートが２つないと運べない量だったので
１人でカートが２つを同時に押して大量の荷物を空港内で運んでいる時は
人もまばらでしたが数人に笑われましたね。ええ。
こちらのヒースロー空港もいつもだったらカフェとか開いていて
ピックアップの方がずらっと並んででいるのですが、
全て閉まって人も全然いなくて荷物が多い私はとっても通りやすかったですね。
（ポジティブに）
イギリス生活
私が渡英した３月２６日（木）はちょうど第１回目の
「Clap for Carers （医療・介護従事者に拍手を）」という感染対策の最前線で働く人たちに感謝するために有志が企画したキャンペーンが行われた日でした。
午後８時になると、今までとっても静かだったお家の周りに一斉に拍手や口笛が鳴り響き、
イギリス生活１日目でしたが私も参加しそれだけで少しこの街の一員になれた気がしました。
初めの頃は１日１回の運動かスーパーへの買い出しが許可されていたので
２日に１回公園を散歩したり、週に１回スーパーへ買い出しに行ったりしていました。
私はもともとイギリスで生活していた訳ではないので街の急激な変化に
驚いたということはありませんでした。
いつも外に出てアクティブに行動していたいというよりは、
予定がない日は外に一歩も出ずにゴロゴロしていたい、
３連休１歩も外にでないことなんてへっちゃらな私にとっては
ロックダウンはそこまで苦痛に感じることはあまりなく
コロナのおかげでゆっくりと少しずつロンドンに馴染んでいけた気がします。
ただやはり、イギリスに来てから行きたいと思っていたところや
GWに計画していた旅行などは全てキャンセルになったりと
思い描いていたイギリス生活は全く送れていませんが
風邪もひいてないですし、健康に日々を過ごしているので良しとしています。
初めての同棲
イギリス生活１００日目は、同棲生活１００日目でもあります。
同棲中のイギリス人彼との出会いなどはこちらの記事に書いてあるので
ご興味がございましたらぜひ。
私は８年間１人暮らしを悠々自適に送って来ていた身なので、
同棲生活とかやっていけるのかなーとか、
いつか追い出されるんじゃないかなーと思っていましたが
それは今も感じています。（え。）
私は生活態度がとおーーーってもだらしなくて、
ゴミとかは散らかさないのですがお掃除とか言うものが苦手です。
彼から言われる呼び名の第１位は「Messy Bear」です。
ちなみになぜ熊なのか聞いてみると、私は朝も弱く
起きる時に熊みたいに唸っているからだそうです。（かわいくない）
食器洗いや料理の後片付けが走ることと同じくらい嫌いなので
それは１００％彼がやってくれているので助かります。
多分彼的には放置する方がいやだからやってるって感じですね。
win winです！！（無理矢理）
また、家にいる時は「Queen of Chill」の称号もいただけるくらい
だらだらネトフリ&YouTube三昧なのでたまに彼から
僕は全然気にしないけど朝起きた時にストレッチすると
メンタルにいいよとイギリス人的なやんわり表現で諭されますが
一切動じず鋼のメンタルで田中敦彦のYouTube大学を見ています。（おすすめ）
そんな感じで人間誰かと四六時中一緒にいたら
少しはストレスを感じるかと思いますが、
私は出来るだけ自分のペースを崩さない&あまり干渉しないスタンスで
今日この日を迎えられたので良しとします。（改善の余地あり）
アルバイト開始
私はイギリスに行ってもオフィスで今までしていた
総務や人事系のお仕事をしたい！と思っていました。
渡英前からいろんなお仕事紹介のエージェントさんに登録して、
skypeで面接してもらったりしていたのですがこれもコロナで
求人自体が消滅や２次面接も無期限延期などになってしまい
ガチニート状態のままの生活が続いていました。
最初の頃はお出かけも出来ないし、
食費とか£１００以下くらいの欲しい物なら彼が出してくれていて
スーパーヒモ状態を満喫していました。
しかし私は超物欲の固まりなのであれも欲しいこれも欲しいと
彼には言い続けられないしそもそも人の許可をもらって
物を買わなきゃいけないことにいらいらして（わがまま）
貯金も手をつけたくないので２ヶ月目にアルバイトを始めました！！
アルバイト先は皆さん御用達のMixBで見つけました。
お家からは少し離れるのですが、日本食を出しているところで
働かれている方もみんな優しいし
まかないもとっても美味しい日本食で食材の社割りもあって
メンタルも体重もうなぎ上りです！
わたしはここで寿司の巻き方をマスターし、
海外寿司あるあるの外側にご飯が出ている裏巻きロールが普通の巻物と同じくらい
美味しいことに気づいてしまいました…！！
この写真は私の働いているところの物ではありませんが
イメージはこんな感じでサーモンアボカドとか、〆サバとガリの組み合わせが私のお気に入りです！
ただ私は足るをまだ知らない人間なので、
今後イギリスでフルタイムのお仕事にも挑戦したいなと思ってます！
さいごに
２年のYMSビザが１００日すぎて残りあと６３０日となりました。
１００日があっという間だったので、残りもきっとあっという間でしょう。
明日からはレストランのイートインも解禁するので、
私は早速フォロワーさんを誘ってF＆Mのアフタヌーンティーを予約してしまいました！
他にも仲良くしてくださるTwitterの方たちもいるので、
たくさんお会いしていきたいなーと思っています。
今後も色々な問題や壁にぶつかると思いますが、
その度に泣いて寝て、持ち前の記憶力の悪さで乗り越えていきたいと思います。
