今回はイギリスのお家の日本と違った部分を紹介します。
これからイギリスに住んでみたい方、興味のある方で
イギリスのお家ってどんな風なのかな?日本となにが違うの?
といった疑問を少しでも解決できればと思います。
本記事の内容
・ イギリスはカップルでお家を買う
・ 日本と違うお家の中
この記事を書いている私は、今イギリス人の彼と2人で
ロンドン郊外のマンションに住んでいます。
今回は私の住んでいる所はフラットといって
日本のマンションと同じような作りになっています。
しかし、日本と似ているようでちょっと違う点がいくつかあったので、
紹介して行こうと思います!
イギリスはカップルでお家を買う
まず部屋の中よりもこの事実に驚いたのですが、
イギリスって結婚しなくてもカップルで部屋を買うことが多いのです!
カルチャーショックでした。
イギリスではお家は中古でも価格が上がっていきやすいので、
買って利益が出てきたタイミングで売却を繰り返すのです。
私の彼がまさにその当事者です。笑
いま住んでいるフラットは彼が前の彼女と一緒に購入したものでした。
彼の場合は別れるときに彼女が最初に支払った金額を
彼女に渡してから別れたそうです。
イギリスカップルって別れるのが難しそうですね…。
ではそんな彼と元カノが選んだお家を紹介していきます。笑
日本と違うお家の中
ここからは私が見つけた日本と違う、イギリスのお家の特徴を7つ紹介します。
なぜか広く感じる
まず全体的な雰囲気なのですが、
イギリスのお家ってなんか広く感じるのです。
最初は天井が高いのかなと思って計ると、うちは2.5m。
日本の最近のお家は2.5m。
なんと日本もイギリスも天井高は同じでした!!
答えは窓!うちは外に面している壁はほぼ窓になっています。
そしてそのすべてが上から下まである大きさです。
これによって日光もたくさん入るし、
部屋も広く見えてました!
小さな2つのシンク
キッチンには食器を洗ったりするシンクがあります。
それがイギリスのお家には日本のシンクの半分くらいの大きさのものが
2つあるんです!めっちゃ使いにくい!!
しかし基本的にイギリスのお家には食洗機が備え付けであるので
シンクはあまり使いません。
なんでシンクが2つに分かれているのか彼に聞いてみると
イギリス人の彼も知らないとのこと…。
イギリスでは左のシンクに熱湯を貯めて洗剤を入れて泡を立たせ、
右のシンクには水をはり、左のシンクで洗った食器の泡を水につけて取るそうです。
なんとも不思議ですが、たしかに左の蛇口からは熱湯が出て
右の蛇口からは水が出るのできっとそういうことなんですね。
この蛇口も適温を自分で水と熱湯で調節しなければいけないので
めっちゃ使いにくいです…。
熱湯を使った後に水を出しても最初の方は熱湯なので
それを知らずにやけどをしてしまうこともしばしば…。
ジャストフィットなので水切り用にしか使ってません!
一家に1台のオーブン
欧米ですねー。
おっきなオーブンが備え付けであります。
スーパーで肉を買うとオーブンで200度で30分みたいな
オーブンを使ったお肉の焼き方表示が
必ずどこかしらにあるのに驚きました。
大体フライパンでお肉は焼きがちです。
玄関てどこのこと
日本の玄関って一段低くなっていることが多いですが、
イギリスを含めほとんどの外国の玄関がこんなかんじで
中の部屋と同じ床の高さになっていますよね。
視覚的にここからここまでが玄関!みたいな区切りがないですが
うちは土足ではないのでここで靴を脱いでいます。
イギリス人の彼は靴を履くときはわざわざリビングで履いて
その靴のまま玄関にいきます。
私からすると汚いし感覚が不思議です。(愚痴)
イギリス人の好きなシャワー
うちの間取りは
リビングダイニング・マスターベッドルーム・スペアルーム
という間取りなのですが、なぜかバスルームが2つあります。
私からしたら2フロアでもないのになぜ2つもバスルームが必要なのか
あまり理解できなかったので、マスターベッドルームの方にある
片方のバスルームを夢のウォークインクローゼットにしようと提案しました。
しっかり却下されました。(無念)
こちらはスペアルームの向かいにあるバスルームです。
注目すべきとことは天井です。
こちらには彼曰く、イギリス人に大人気の
上からお湯が出てくるひまわり型のシャワーが付いています。
ちゃんとあの部分は洗えてるのかと私は疑問に思ってます。
寝湯状態のバスタブ
わたしはひまわりタイプのシャワーは
雨に打たれている感じがして好きではないので、
もう片方のマスターベッドルームにあるバスルームを使います。
こちらにはバスタブがあるのですが、長くて浅いので
いつも寝湯のように自分から沈みにいかないと
肩までしっかり浸かれません。
足は伸ばせるので、その点はまあ良いでしょう。(何様)
お家全体あったかシステム
最後に紹介するのはお家全体あったかシステム
その名もセントラルヒーティングです。
家の中にあるボイラーで温水を作り、それを各部屋や各バスルームにある
パネルヒーターに送りお家全体を暖める暖房器具。
うちのボイラーはこんな感じで洗濯機の上にあります。
開けてみると結構ごつめですね。
これを冬は1日中作動させてます。
なぜかというと、夜にスイッチをオフにすると
中の水が凍ることもあるからだそうです。
この各部屋のパネルヒーターはめちゃくちゃ熱くなる訳でもありません。
こちらの銀色の方はバスルームにあるもので
ヒーター機能とタオルドライ機能を兼ねています。
これでタオルを乾かせるって便利!
部屋にあるものよりは少し熱くなります。
イギリスは日本のように夏は40度近くにならないので
基本的にお家にクーラーはなく、ヒーターのみです。
というわけで、以上が
私の住んでいるイギリスのお家の日本と違うところでした!
イギリスには私の住んでいるフラットといわれるお家のタイプ以外にも
様々なタイプのおうちがあります。
ぜひ興味があったら他のお家の中もどうなっているのか
どんな機能があるかなど調べてみるのも
おもしろいかもしれません。