旅行

初めてのスコットランド・エディンバラでおすすめスポット完全制覇!



ロンドン在住のなぎです。
今回は初めてイギリス・スコットランドへ旅行に行ったので、まとめておきたいと思います。

これからスコットランド・エディンバラに行かれる方で

エディンバラの見どころは?スコットランドはどこに行ったらいいの?
おすすめのレストランは?

といった疑問に少しでも助けになればと思います。

この記事を書いている私は、6泊7日(2021年7月)に友達とロンドンからイギリスの北はスコットランド(エディンバラ〜ネス湖〜スカイ島)を旅行してきました。

旅のルート

今回はスコットランドの首都エディンバラにのんびり3泊滞在、そしてレンタカーでエディンバラからスコットランドの北のハイランドと呼ばれるエリアにさらに3泊しました。

エディンバラは人によっては1日で十分と言われる方もいるのですが、私は3泊してもまだまだ見たかったなーと思うところがあり再訪したいくらいです。
京都などの歴史的な街が好きな方は、きっと好きになるはずです。

この記事では前半のスコットランドの首都であるエディンバラの旅行を写真たっぷりで紹介していきます。後半のネス湖やスカイ島についてはまた後半編として記事をあげるのでそちらを参考にしてください。


1日目

イギリスは正式名称グレートブリテン及び北アイルランド連合王国という通り、4つの国が合わさっています。ロンドンはそのうちの一つ、イングランドに属していますが初めてイングランドを出てイングランドの北にあるスコットランドへ行ってきました!

スコットランドは、イギリスを構成するカントリーの一つである。スコットランド本土は、グレートブリテン島の北3分の1を占め、南東にイングランドとの国境を持ち、北と西に大西洋、北東に北海、南をアイリッシュ海に囲まれている。また、スコットランドには790以上の島々があり、主に北部諸島とヘブリディーズ諸島の群島を中心にしている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

私たちは電車でエディンバラに向かったのですが、終点の1つ前の駅でみんな降ろされバスで終点まで行くようにアナウンスが…。このバスも普通に市内を走っているバスに自分で事情を説明して乗ってね☆みたいな感じで、この国はどこへ行ってもこんな感じなのかと痛感しました。

無事にバスにも乗れ、エディンバラに到着。しっかり霧がかかっていてスコットランド感がプンプンでした。

エディンバラは駅を挟んで旧市街と新市街に分かれています。
私たちは新市街の方に宿を取りましたが、上が宿泊先のある通りの写真です。
石畳にこんなクラシックな佇まいのレストランが並んでおり、歩いているだけでテンションが上がってました。

今回エディンバラで滞在したホテルはDestiny Scotlandという系列のアパートメント型のホテルで長旅には洗濯機やキッチンがあると助かるのでこちらを予約しました。

中は天井も高く、想像以上に広くきれいで驚き!こんな家に住みたいなーと心の底から思いました。

ベッドも広々で、スペースもたっぷりあるので大容量のスーツケース2つを広げても全く邪魔になりませんでした。

日本人にはありがたいお風呂も!この横にもシャワースペースがありました。

キッチンには食洗器やオーブン・レンジ、洗濯機も完備!ここの回し者みたいな言い方ですが、回し者ではないです。笑

1泊£75.6とお値段も申し分ないし、エディンバラに来たらまたここに泊まりたいです!

荷物を置いてひと段落したらとりあえずランチへ。

ランチ:Cafe St Honorė

ホテルと同じ通りにあったスコティッシュ×フレンチのお店へ。

中に入るとワインボトルが壁に並んでいたり、音楽がフレンチだったりとってもいい雰囲気です。

この日のメニューはこんな感じでしたが、私は下にある3コースをオーダー。

前菜のフィッシュケーキはタルタルソースと絡めて。お魚がほくほくでおいしかった!

メインのポークはこんな感じで、マスタードマッシュの上に人参とアップルソースが載せられてきました。これはまあまあって感じでした。

デザートはクリームブリュレ?とカスタードクリームの間みたいな感じで、付け合わせのフルーツを絡めて食べるといい感じでした。スコットランドらしくショートブレッドもついていました。

私的にこちらのお店の評価はです!

お手頃なランチメニューしか食べていないのですが、エディンバラに住んでいたらまたディナーで来てみてもいいかなという感じでした。

カールトン・ヒル

エディンバラの中心は徒歩で移動できるくらいの広さなので、ランチのお店から歩いて街を見渡せる丘へ。

こんな感じの階段を5分ほど登ります。

頂上からの景色はこんな感じで、エディンバラの旧市街が見渡せます。

私の写真センスがなくわかりにくいのですが、街を一望できて中心地からも近いので30分くらいで楽しめるスポットです。

こういう神殿のようなものを見つけるとついつい上りたくなりますよね。

ナポレオン戦争で戦死したスコットランドの兵士と船員に捧げられた丘の上の記念碑というのは、今調べて知りました。

この後土砂降りになったり、エディンバラでは本当に雨や風をしのげるウィンドブレーカーが手放せませんでした!

スコットランド国立博物館

その後はイギリスの旅の定番でもある、博物館へ。


こちらは建物も美しいですがロンドンの博物館では見られない、いかにイングランドがスコットランドに侵略してきたかの歴史を見ることができます。


中には魔女狩りで使用されたギロチンの展示も!

お目当ての世界初の哺乳類の体細胞クローン羊であるドリーのはく製も見られました。
ちょうど行った当日がドリーの25歳のお誕生日だったので、ディスプレイがお誕生日仕様でした!

さすがスコットランドの名前を冠した博物館で見どころがたくさんあり、2時間くらいでは見終わらないので体力がある朝1番に行ったりするのがおすすめです。

ディナー:BABA

この日の夜はエディンバラに住む友人夫婦とディナーへ。
ヘルシーでおしゃれなレバノン料理店へ。レバノン料理は日本人にあまり馴染みがありませんが、中東でも人気の高い料理の一つです。

中は広く、私たちが案内されたのは地図がたくさんあるお部屋。

フムスといってもひよこ豆のものだけではなく、ビーツのフムスなど前菜からカラフルで目でも楽しめるし美味しい!

スコットランドらしくハギスを使った料理などもありました!

イギリスは田舎に行くと御飯がまずいというイメージがありますが、エディンバラは御飯がおいしくて天気さえ良ければ住めるなと1日目で確信しました。

こちらのお店は私的にです!


2日目

エディンバラ城

この日は朝からエディンバラ城へ。

エディンバラは街全体が世界遺産のため、この重厚感あふれる街の中を歩いているだけで幸せな気持ちになれます。

エディンバラ城はスコットランド王のお城です。このようにキャッスル・ロックといわれる岩山の上に建っており、ハリーポッターのホグワーツ城のモデルです。

お城の目の前には広い駐車場があり、毎年8月になるとスコットランド在留部隊のパレード「ミリタリータトゥー」の会場になります。2020年と2021年はパンデミックのために中止となりました…。2022年には開催されますように。

この日は1番に入城。お城の中も坂になっております。

お城は標高130mのにあり街を見下ろせるようになっているため、眺めがとっても良いです。毎日13時に大砲から空砲が発射されます。私はタイミングが悪く見られませんでしたが、これから計画を立てる方は13時前後に予約するとよいと思います。

私が行ったときは、パンデミックのためいくつか施設が入場できませんでした。

エディンバラ城で最古の建物はこの聖マーガレット教会堂(St. Margaret’s Chapel)です。1130年代に築かれた教会堂で今から約900年前に建てられてものが現存しているということ自体が神秘的ですよね。

お土産屋さんにはスコットランドらしいかわいいお土産もたくさんありました。

エディンバラ大学

旧市街地にはエディンバラ大学があり、イギリスは大学の建物も素晴らしいので見に行くことに。

この時ちょうど卒業セレモニーを行っており、たくさんの卒業生が家族と一緒に写真撮影していました。そしてスコットランドらしく後ろにはバグパイプ奏者もいて、なぜだかとても感動しました。

円形の建物が特徴的で美しいですね。

博物館やエディンバラ城からも徒歩10分ほどなので時間に余裕がある方はぜひ行ってみてください。

ランチ:Noto

この日のランチはミシュランでビブグルマンを獲得したお店へ。

入った瞬間からおしゃれ!店員さんもフレンドリーです。

このお店のシグネチャーでもあるクラブバター。カニのほぐし身が入ったバターソースでパンと絡めると絶品!!!これがこの旅で一番おいしい料理でした。

ビーフタルタルにポテトのパリパリ、柚子胡椒の香りがほんのり。

カボチャに梨、その上にヘーゼルナッツ、きな粉のソースがかかったもの。きな粉のソースが意外と合っておいしかった!

こちらは上に青のりを使ったお魚の料理。上の揚げ玉のようなものがサクサクして食感も楽しい一品。

デザートはチョコと味噌キャラメルにメレンゲが乗ったもの。これも本当に頼んでよかった!

ここは何を食べても美味しいし、お値段も高くないのでエディンバラに行った方にはぜひ訪れてほしいレストランです。

評価はです!!

メアリー・キングス・クロース

エディンバラの旧市街にはクローズ(Close)と呼ばれる下のような路地がたくさんあります。

その中でもメアリー・キングス・クロースは血塗られた歴史で有名な場所の1つです。

17世紀のエディンバラは人口が過密、富裕層は地上からより離れた高層階、貧困者は光の届かないまるで洞窟の中のような低地に住んでおりました。

そんな中、下水処理がまだ整備されていなかったため汚水や汚物は垂れ流し、ネズミがそこら中いる劣悪な環境の中、あの有名な「ペスト(黒死病)」が流行しました。

エディンバラ政府は治療薬のなかったペストに対し、成す術がなくなんと低層階の出入り口をすべて封鎖しその上に市庁舎を建設しました

治療薬がなかったとはいえ、突然病気で苦しんでいる人々を生き埋めにするなんて残酷で恐ろしいですね。

この史実は最近まで闇に葬り去られていたのですが、1980年に発掘され現在は当時の服を着た演技力の高いスタッフさんのガイド付きで見学することができます。

ツアーは1時間ほどで、一日に何度も開催されています。エディンバラに訪れた際はぜひ予約していってみてください。

公式予約サイト(英語)

ディナー:Ting Thai

2日目の夜はもう雨でへとへとだし、宿に戻りエディンバラ在住のお友達に教えてもらったタイ料理店Ting Thaiでグリーンカレーと野菜炒めをデリバリーしてもらいました。

お腹がペコペコだったので写真はないのですが、旅行中は何かと洋食&外食ばかりになり胃腸が疲れてしまうのですが、こちらは優しいタイ料理で辛い物が苦手な私でも食べられる辛さのグリーンカレーで、野菜炒めも美味しくエディンバラでアジア料理が恋しくなったり疲れた時に全力でおすすめします!

お店には入ってませんが、料理の味はです!


3日目

ロイヤル・ヨット・ブリタニア

この日は朝からエディンバラ中心地からバスで30分ほどのところにある、長年英国王室が公務はもちろんプライベートでも使用していたロイヤルファミリーのボートを見学しに行ってきました。

1997年のブリタニア号退役まで44年間の間、アナ王女やダイアナ妃のロイヤルハネムーンにも使用されたり、ロイヤルファミリーはもちろん各界の著名者もこの船に乗船しました。

ここではチケットに音声ガイドも含まれているので、日本語で船の隅々の解説を聞くことができます。

グランドピアノも置いてあるロイヤルファミリーの方が過ごしたファミリールームは、豪華絢爛というよりも温かみのあるそれでいて上品な造りになっています。

リアルクラウンの世界ですね。

こちらの部屋はダンスホールにもなるほどの大きさを誇りますが、主に晩餐会が行われるダイニングルームでチャーチルやサッチャーなどもここに招かれました。

ロイヤルファミリーが過ごす場所とその裏側を支える船員たち用のスペースも見学できます。

船員たちの憩いの場にもダイアナ妃の写真が飾られており、ここでもダイアナ妃の人気がうかがえます。

船員は海兵隊員が乗船していたそう。ロイヤルファミリーと共に航海をするという任務は隊員たちにとって特別ですね。

海上の病院となることも想定し、手術室もありました!

船体側面のネイビーにゴールドのラインはエリザベス女王がカラーを決めたそう。上品ですよね。

のんびりしていたらお腹が空いたので、船の上で軽食を食べました。

スープとスコーンを頼んだのですが、どちらも美味しかったです!

ディーン・ビレッジ

エディンバラ市街から徒歩圏内で行けるおとぎ話に出てくるようなかわいいエリアです。

高級別荘地でヨーロッパの王室関係者も別荘を持っているんだとか!

川沿いを歩いていくとディーン・ブリッジというこれまた立派でグリム童話に出てきそうな佇まいですよね。

ディナー:The Bon Vivant

実は前日のNotoがおいしすぎて、ここへ行く前に再度行って軽く食べてきてしまっていたのでこちらは軽くつまみに来ました。

Notoの近くのお店で、前を通った時にとても雰囲気がよく人気だったので来てみましたが正解!シャンパンの空き瓶にろうそくが灯ったキャンドルが各テーブルに置かれていたり、とてもロマンチック…!

軽くといっていたのに、店員さんのおすすめをあれこれ頼んで結構ボリューミーに。笑
ここではハギスのフライや、ブロッコリーの天ぷら、ヤンニョムチキンをオーダー。

また、この店員さん激押しのトリュフとパルメザンチーズがかかったフライドポテトも美味しかった!

ここは店員さんが優しくて、というかエディンバラはみんな本当に人が温かい!!

評価はです!


4日目

この日は朝パッキングをしてさらにスコットランドの北へ向かうためにレンタカーを借りて出発!

スコットランド旅後半戦はまた次の記事で書いていきたいと思います。お楽しみに~!

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